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結核予防会は、結核が国民病といわれていた昭和14年に、当時の皇后陛下の御令旨により設立されました。
北海道支部は、昭和15年に設立され、結核の撲滅・予防啓発を推進するために、昭和26年に『札幌健康相談所』を開設して、これまで時代の要請に応え、道民の健康の保持増進等に多大な業績をあげてまいりましたが、施設の狭隘・老朽化が著しくなってきたため平成15年5月に現施設(北区北8条西3丁目札幌エルプラザ5階)に移転し、名称も『札幌複十字総合健診センター』として、人間ドックをはじめとして健診機能の大幅な充実を図ったところであります。
これも、地域住民の皆様を始め、行政、医療機関、大学その他多くの方々のご協力、ご指導の賜物と心から感謝申し上げます。
医療技術の発展、生活習慣病の増加など社会環境の変化と共に北海道支部も、長年の実績を生かして、今後とも次のような多方面にわたる事業を実施したいと考えております。
- 1.感染症法にもとづく結核予防事業
- 結核罹患率の減少がみられたとはいえ、最近再興感染症として、集団感染等が問題となっており、まだ、わが国は忘れることのできない重大な感染症であることに変わりはなく結核に関する唯一の専門医療機関として、従来にも増してその対策、予防に努めて参ります。
- 2.労働安全衛生法にもとづく労働者の健康管理事業
- 現在、多数の企業から健康診査の委託を受け実施させて頂いており、担当する産業医の責任を自覚して労働者の健康管理、働きやすい職場環境づくりへの助言等企業との連携を図り強化して参りたいと考えております。
- 3.高齢者の医療の確保に関する法律、健康増進法等にもとづく地域住民の健康管理事業
- 各自治体が計画されております地域住民の方々の健康管理は、当所として、生活習慣病の予防に欠くことのできない事業としてとらえており、更に、きめ細かく対応して参りたいと考えております。
- 4.学校保健法にもとづく児童・生徒の健康管理事業
- 小中学校の児童生徒を対象とした問診を中心とした結核検診、結核精密検査は蓄積された知識と経験をもとにその果たすべき役割の重要性は変わらないと考えております。
- 5.外来診療
- 時代の要望にお応えして従来の診療に加え、ヘリカルCTを駆使した肺ドック・禁煙外来・婦人科更年期外来を充実させて参りたいと考えております。
以上のような事業を実施するにあたって、今後とも受診率の向上、受診者一人一人の人権を尊重したプライバシーの保護に配慮し、精度管理を重視した事業を実施して参りたいと考えております。
今後とも当結核予防会の社会的責務を自覚し、努力する所存でおりますので関係各位のご指導、ご協力を心よりお願い申し上げます。
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